ヤクシマルリシジミ

● オス
【ヤクシマルリシジミ】 撮影日2015.6.11  場所「春日市 春日公園」
広場のシロツメクサの花にルリシジミらしきチョウがとまっているので、5枚ほど撮って拡大してみるとヤクルリです。再度あわてて撮影しますが飛び立たれて見失い、残ったのはピントの甘い写真だけでした。左後翅のわずかに見える翅表からするとオスのようです。
ヤクシマルリシジミ

昨年の秋には良く見掛けたのですが、今頃撮れたのは初めてです。福岡で定着しているのかは疑問で、長崎方面から流れてきているのかもしれません。
ヤクシマルリシジミ


【ヤクシマルリシジミ】 撮影日2016.7.10 場所「大宰府市 四王寺山」
鳥の糞を吸汁しているのを見つけました。
ヤクシマルリシジミ

接近したカメラが気になったのか飛び立ち、木の葉にとまります。
ヤクシマルリシジミ

しばらく翅を閉じていましたが、徐々に翅を広げ始めます。
ヤクシマルリシジミ

全開の姿です。ルリシジミより深い青色で、太い黒縁が前翅から後翅まで続いているところが特徴でしょうか。
ヤクシマルリシジミ





【ヤクシマルリシジミ】♂ 撮影日2016.8.16 場所「大野城市 牛頸山」
かなりくたびれたオスです。
ヤクシマルリシジミ

こちらは新鮮な個体です。
ヤクシマルリシジミ

翅をすり合わせながら吸水していました。
ヤクシマルリシジミ





【ヤクシマルリシジミ】 ♂ 撮影日2013.10.31 場所「春日公園 近辺」
牛頸川の土手で、ちょっと青っぽいシジミが飛んでいたので、ツバメシジミかなと思いつつ、撮影してみると「ヤクルリ」のように見えます。
ルリシジミ

開翅はしてくれなかったので詳細はわかりませんが、吸蜜時に少し開きかけた翅から内部が見え、雌雄の区別が判ったていどです。しかし、ピンボケで残念です。
ルリシジミ

ヤクシマルリシジミと思われる根拠ですが、後翅肛角部付近の黒点が結合して「く状」になっていることと、外縁に沿う弦月状斑紋がつながって波線になっているような点です。見慣れない種なので、同定できるまでに、1シーズンかかりました。
ルリシジミ



【ヤクシマルリシジミ】♂ 撮影2014.11.6 場所「春日公園 近辺」
牛頸川の土手にヤマトシジミに混じって、動きの速いシジミがいました。ヤマトより、やや青っぽいのでツバメシジミかなと思いながら追跡するとヤクルリです。
ヤクシマルリシジミ

【同上・同一個体】
オスのまともな開翅姿の写真が無かったので嬉しかったのですが、またしてもボロな個体です。メスはそこそこキレイな個体も見かけるのですが・・・・
ヤクシマルリシジミ




【ヤクシマルリシジミ】♂ 撮影2014.11.16 場所「糟屋郡・久山」
福岡市近郊に広範囲で出現しているようです。夏は小型でしたが、秋に見る個体はいずれもルリシジミと同じぐらいの大きさが多いようです。
ヤクシマルリシジミ

【同上・同一個体】
吸蜜後、ダイコンの葉の上で休憩。
ヤクシマルリシジミ



【ヤクシマルリシジミ】撮影日2017.1.17 場所「春日市 春日神社近辺」
6日に撮りそこなったモデルが再度現れ、今度は識別可能な写真が撮れました。えらく元気な個体で、人影に気づくとアッと言う間に飛び去りました。
ヤクシマルリシジミ


近くの空き地に別個体がいました。こちらはタキ火跡の灰の上で吸水中。裏面の鱗粉も剥げて模様もぼんやりです。
ヤクシマルリシジミ

【同上・同一個体】
南国出身のチョウがこれほど寒さに強いとは思いませんでした。成虫の寿命がどれほどか知りませんが、12月に羽化したとしてもそろそろ限界かなと思います。それとも越冬するつもりでしょうか。
ヤクシマルリシジミ








● メス
【ヤクシマルリシジミ】♀撮影日2017.3.11 場所「大野城市 牛頸ダム」
ダム湖の岸辺で探していると、足元から飛び立ちます。ルリは初見だったので着地点を確認後、慎重に接近し撮影。
ヤクシマルリシジミ

飛び立った時に翅表が黒っぽかったのでメスかなと思いつつ、撮影していると翅を広げ始めました。撮影後確認してみると、ルリにしては前翅の黒縁の幅が広すぎます。どうやらヤクルリのメスのようです。
ヤクシマルリシジミ

裏面を確認すると、亜外縁部の弦月紋は連続せず不明瞭ですが、肛角に近い黒斑は結合しています。鮮度からすると1化でしょう。秋には多数見かけますが、春先に見つけたのは初めてで、どうやら地元で発生した個体です。福岡は迷蝶とされていますが、今後は土着となるかもしれません。これからはルリと思い込まず、疑いを持って撮らねばなりません
ヤクシマルリシジミ



【ヤクシマルリシジミ】 ♀ 撮影日2014.7.22 場所「牛頸山」
渓流沿いで、チラチラ上下動して飛んでいるシジミがいたので、ゴイシシジミかなと思い、しばらくとまるのを待っていました。葉上にとまったので翅裏をみると、ルリシジミのようです。なんだと思っていると、ジワ~ッと翅を半分開きます。黒々しい翅表が見えた時、ヤクシマと気づきました。昨年の10月31日にヤクシマらしきシジミを撮影しましたが、今回は間違いないようです。牛頸川流域での64種目のチョウにになりました。
後翅の亜外縁部の弦月紋様が明瞭に連続していることと、肛角部付近の黒点が結合して「くの字」状になっている点が特徴でしょうか。
ヤクシマルリシジミ

【同上・同一個体】
ルリシジミに比べると、メスの外縁の黒帯は、かなり広く感じます。
ヤクシマルリシジミ

【同上・同一個体】
60年前に発行された「原色日本蝶類図鑑」によると、「原産地として知られる屋久島の他には、鹿児島の城山・霧島山・佐多岬・志布志・垂水に見いだされ四国では高知に、本州では紀伊半島に発見されている。」と記載されています。現在では、九州では長崎・大分、四国・本州では太平洋岸を愛知県まで生息していると聞いていますが、ずいぶん北上したものだと思います。今後、牛頸山でも定着しているのかを観察したいと思います。
ヤクシマルリシジミ





【ヤクシマルリシジミ】 ♀ 撮影日2014.7.22 場所「牛頸山」
上図とは別個体です。10m程の場所に3匹のメスがいました。食草が生えているのかもしれません。南国のチョウのせいか、ルリシジミのように機敏性がなく、飛んでもすぐにとまります。身体もルリより少し小さいようです。
ヤクシマルリシジミ

【同上・同一個体】
この個体は羽化後、かなり時が経っているようで、鱗粉も落ち色褪せしています。
ヤクシマルリシジミ




【ヤクシマルリシジミ】♀ 撮影日2015.10.4 場所「大野城市 牛頸川上流」
バラが咲いている花壇で見つけました。バラも食樹の一つなので産卵しにやって来たようです。
ヤクシマルリシジミ

バラの花でチョウが吸蜜しているシーンには出会った記憶が有りません。調べてみるとバラには蜜が少ないそうです。ハチがやってくるのは、花粉が欲しいからだとか。
ヤクシマルリシジミ

開翅するかと思い、しばらく待ちましたが無駄でした。
ヤクシマルリシジミ





【ヤクシマルリシジミ】♀  撮影2014.11.29 場所「牛頸川 中流」
晩秋なのに大変キレイな個体です。本種は北上傾向で熊本や長崎では土着しているようですが、福岡ではまだ迷蝶とされています。
ヤクシマルリシジミ

後翅の青鱗や亜外縁の斑紋が明瞭になるなど、「低温期型」の特徴が良く表れています。
ヤクシマルリシジミ

下図は11月5日に撮影したヤクルリですが、上図に比べるとずいぶん雰囲気が違います。
ヤクシマルリシジミ

光の角度により青味が強く見える位置があるようです。
ヤクシマルリシジミ



-産卵行動ー
【ヤクシマルリシジミ】♀ 撮影日2015.6.21 場所「大野城市 牛頸山」
渓流の斜面に生えたフジ蔓の周りで飛んでいるのを見つけました。
ヤクシマルリシジミ

休憩後、ヤマノイモの蔓にとまります。
ヤクシマルリシジミ

それから、あちこちの新芽を渡り歩くので妙だなと思いつつ撮影しました。
ヤクシマルリシジミ

撮影後、拡大してみると産卵しているようです。食草を調べてみるとマメ科の植物だけではなくバラ科、マンサク科、トウダイグサ科などいろいろあるようです。ヤマノイモ科が含まれているのかはわかりません。
ヤクシマルリシジミ




【ヤクシマルリシジミ】 ♀ 撮影日2014.7.29 場所「牛頸山」
ルリシジミに比較すると、一回り小さい大きさです。飛んでいると「ゴイシシジミ」に間違えそうな雰囲気です。
ヤクシマルリシジミ

運よく産卵場面に遭遇しました。
ヤクシマルリシジミ

「フジ」のようなマメ科の植物の新芽に産卵しています。
ヤクシマルリシジミ

産み付けられた卵。秋には羽化して3化になれば良いのですが。
ヤクシマルリシジミ

「フジ」と思われる蔓草です。 若葉が大きくなると、下にあるような葉になります。
マメ科






「ヤクシマルリシジミ」と「ルリシジミ」の相違点
翅裏からみた両種の違いを調べると下記のような事でした。

ヤクシマルリシジミ(左列)     ルリシジミ(右列)
ヤクシマルリシジミ ルリシジミ

左から2番目の黒点が斜めになる。  2番目の黒点は平行。
ヤクシマルリシジミ ルリシジミ 
肛角部の黒点が結合「くの字」状。  黒点が離れている。
ヤクシマルリシジミ ルリシジミ 

亜外縁の弦月紋様が連続。     弦月紋が不明瞭
ヤクシマルリシジミ ルリシジミ 
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アカシジミ

牛頸川流域で写真を撮り始めて4年目になりますが、流域での63種目を撮ることができました。図鑑には「昼間はあまり活動せず、夕暮れの1~2時間梢上に群飛し交尾する」と書かれてありました。撮影した時間は、活動の鈍い正午前後でした。また、四国・九州では少ないとされ、福岡県のレッドデーターブックでは「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されていましたが、2014年には「準絶滅危惧」になりました。少し増加傾向にあるのかもしれません。


【アカシジミ】  撮影日2014.5.28  場所「牛頸山」
今日出会ったのは2匹です。最初の個体は、「黄色い蛾かな?」と思えるような飛び方で、渓流沿いを飛んでいました。写真は別の谷筋で見つけた個体です。日陰でジッとしていたようで飛び立ちますが、また近くに止まってくれました。
アカシジミ

キズのない美品です。アングルを変えようをした時に逃げられ見失いました。
アカシジミ


【アカシジミ】   撮影日2014.6.2  場所「牛頸山」
こんな曇りの日は、クロコノマでもいないかなと思いつつ、ヨシの茂った治水路をみていると、アカシジミがとまっています。
水路に降りても、ヨシの高さが身の丈以上なのでどうしようもなく、被写体が動いてくれるのを待つだけです。
アカシジミ

ようやく、全体が見える場所まで移動してくれましたが、ヨシの葉が邪魔になりピントが中々あいません。フラッシュ撮影に切り替えると、向こうが気に障ったのか逃げてしまいました。
アカシジミ



【アカシジミ】  撮影日2014.6.16  場所「牛頸山」
渓流沿い歩いていると、オレンジ色のチョウが後ろから追い越して行きました。「エッ、アカシジミ?」と思い追いかけます。ふらふらとした飛び方でなので追跡は容易でした。
アカシジミ

飛び立っても近くにとまってくれるので、撮影は楽でした。ポッチャリしたお腹と機敏性を欠く動作からするとメスかもしれません。
アカシジミ

5月下旬から6月にかけて年に1回羽化する種なので、尾状突起が欠損するなど、そろそろボロになって来ています。
アカシジミ





【アカシジミ】 撮影日2015.5.24 場所「大宰府市・四王寺山」
前回とは違う場所で数匹のアカシジミを見かけますが、コナラの高い枝ばかりで接近するチャンスがありません。
アカシジミ

アカシジミ

しかし、運よく高みから1匹降りて来ます。それでも少し高い場所なので、とまった枝を左手でつかんでソ~ッと引き下し、右手を伸ばしてシャッターを切ります。
アカシジミ

十数枚撮って、ピントの合ったのはこの1枚だけ。
アカシジミ







ー地域外の蝶ー
【アカシジミ】  撮影日2014.5.16 場所「東京都 板橋区」
住宅地の緑地帯で「ウバメガシ」にとまっているアカシジミに遭遇しました。食樹のアラカシやコナラ、クヌギなどもそこに生えているので、流者ではなく居住者のようです。都会に意外なチョウが住んでいることに驚きました。
アカシジミ

ウバメガシがお気に入りのようで、ちょこちょこ移動して葉を舐めていました。
アカシジミ

アカシジミ

羽化して間もないのか、とても綺麗な個体です。
アカシジミ

トラフシジミ

トラフシジミは福岡県では「普通種」ですが、この流域では少ない種です。春型と夏型は、表裏の斑紋・翅色がたいへん異なっています。


ー春型ー
【トラフシジミ】♀ 撮影日2014.4.10(12:29) 場所「牛頸ダム」
フジの木の下でツマキチョウを撮っていると、青いシジミチョウが横切ります。振り向くとフジのツボミにとまっています。あわてて数回シャッターを切りました。
トラフシジミ

この個体は迷わずこのツボミだけにとまり、数秒後に飛び去りました。撮影後に拡大してみて、はじめて産卵していた事に気付きました。
トラフシジミ




【トラフシジミ】 撮影日2013.4.13 場所「春日神社」
茶色のシジミが森からおりてきたので、ムラサキシジミと思ったら縞があります。1年ぶりの再会なので対応が急に丁寧になります。逆光に位置していたので、遠くからそっと回り込み「飛んで行かないで!」とお願いしながら撮影しました。
トラフシジミ101

「春日緑地保存区」では初めての撮影です。
トラフシジミ102

春型なので白のダンダラ模様がはっきりしています。
トラフシジミ103


【トラフシジミ】 撮影日2016.4.15 場所「大野城市 牛頸山」
ミヤマカラスが吸水していないかと、渓流をのぞき込みながら歩いていると、青いシジミが目の前を横切ります。コツバメかなと思いつつ止まったあたりに分け入ってみるとトラフでした。慎重さを欠いていたのでカメラを向けるまえに飛び立たれ、対岸のモミジイチゴにとまります。最大倍率で撮って見ればボケボケ。川底に降りようかと迷っているうちに、相手が川上に逃げました。
トラフシジミ

止まった先は、またしても対岸。葉が茂った場所だったので、焦点が合わせやすいと思いつつ撮影してみれば後ろ向き。
トラフシジミ

少し角度を変えて撮ってみれば肝心の頭が写らず、そうこうしているうちに飛び去りました。
トラフシジミ

戻って来ていないかと淡い期待で1時間後に行ってみると、流れに突き出た枝で開翅しています。ラッキーなワンショットでした。
トラフシジミ


【トラフシジミ】(春型)撮影日2011.5.14 場所「牛頸ダム」
「牛頸ダム」で3回出くわしたのですが、2度は撮影に失敗。掲載している写真は後翅肛角部が欠損し、ポイントになる「橙色斑」や「尾状突起」がありません。後翅の両方が同じように無くなっているのは、鳥にでも啄ばまれたのでしょう。「ギシギシ」の花にとまっていました。運がいいヤツです。
蝶




【トラフシジミ】(春型)撮影日2012.5.29 場所「牛頸山」
昨年の5月14日以来の撮影です。それもほぼ完全な美品で大喜びです。
トラフシジミ14


上からバシバシ撮っていると、ジワーと翅を広げてくれて大感激。光線の角度でもっと明るい青が発色すると思いますが、そんな贅沢は次回にとっておきましょう。
トラフシジミ15


地面に降りて吸水にやって来たように思えますが、よくわかりかせん。
トラフシジミ16



【トラフジジミ】 (春型) 撮影日2014.5.30  場所「牛頸山」
岩盤が露頭した場所を水が流れ落ちます。そんな飛沫のあたる渓流で吸水していました。
トラフシジミ

本種はだいたい気まぐれな性格のようで、行動の予測が立ちません。飛び立つと一気に何処かへ飛び去り、戻って来ません。撮影は一発勝負が多いのが特徴ですが、今回は吸水に執着していて、あちこち場所を変えてくれました。
トラフシジミ




夏型
【トラフシジミ】(夏型)撮影日2012.7.27 場所「山梨市・乙女高原」
春型は薄茶色の地肌に白の縦縞といったコントラストの強い紋様ですが、この「夏型」は白い縞柄がグレー系になり地味な雰囲気に変わります。しかし母親はいっしょで、春に同時に産卵したものが早く羽化すれば「夏型」になり、一部遅れて翌年の春に羽化したものが「春型」になるそうです。二卵性双生児が当たり前といった変わった奴です。
トラフシジミ18


【トラフシジミ】(夏型)撮影日2012.7.27 場所「甲州市・塩山」
「イタドリ」の花で吸蜜中
トラフシジミ19





【トラフシジミ】撮影日2017.7.27 場所「山梨県 大菩薩嶺山麓」
夏型がいました。尾状突起も完全な美品です。
トラフシジミ

曇り空が良かったのか、翅を開きました。
トラフシジミ

ウラナミシジミ

上質のカシミヤセーターをカジュアルに着こなしたお嬢様の雰囲気です。白とベージュのコンビネーションが絶妙。この界隈では、昨年3回見られただけ。図鑑には「広く多産し、暖地では周年活動する」と記載されていますが、この種も少なくなったのでしょうか。

【ウラナミシジミ】 撮影日2010.10.13 場所「九州大学工学部」
「アメリカセンダングサ」で吸蜜。翅表はバイオレットらしいのですが、見せてもらえませんでした。残念です。
ウラナミシジミ1


【ウラナミシジミ】 撮影日2010.10.30  場所「春日公園・近辺」
蝶 103





●メス
【ウラナミシジミ】♀ 撮影日2011.9.28 場所「牛頸ダム・水辺公園」
マメ科の植物に集まることは知っていましたが中々会えず、1年ぶりの対面でした。「キツネノマゴ」の花で吸蜜です。
ウラナミシジミ13

【同上・同一個体】
サービス良く、開翅してくれました。中心部が空色で外縁がバイオレットと言うよりも薄茶色でした。
ウラナミシジミ10



【ウラナミシジミ】♀撮影日2017.10.9 場所「糟屋郡 久山町」
高速で移動する、このチョウを見かけるようになると、秋も深まった感がします。
ウラナミシジミ

ちらっと翅表を見せてくれたところから察するとメスのようです。
ウラナミシジミ

アレチハナガサは南アメリカ原産の外来植物だそうですが、口に合うのか種々のチョウが吸蜜にやってきます。
ウラナミシジミ



【ウラナミシジミ】♀ 撮影日2012.11.6 場所「牛頚神社近辺」
とまっている植物は「サヤインゲン」と思いますが、「ササゲ」かもしれません。わずか一畝の家庭菜園に3~4匹にいました。それもメスばかり、マメが好きなんですね。
ウラナミシジミ109

新芽か花芽かに産卵をしています。
ウラナミシジミ109

メスは後翅外縁に沿って白く縁取られた黒点列が目立つとされています。
ウラナミシジミ110




【ウラナミシジミ】♀ 撮影日2011.12.6 場所「牛頸川・河口」
かなり傷みのある個体ですが、飛翔はすばやく、すぐに見失ってしまいました。撮影する前に一度見失ったのですが、近辺をこまめに探してみると再会できました。
ウラナミシジミ18

【同上・同一個体】
スレが激しく青い鱗粉が落ちたのか、翅表からの雌雄の判別があいまいです。お尻の形からするとメスのような感じがします。
ウラナミシジミ19






●オス
【ウラナミシジミ】♂ 撮影日2014.8.14 場所「牛頸川 中流」
8月に本種を見かけるのは初めてです。それもキズついたオスばかりが数匹飛んでいました。南の国からやってきた先鋭部隊かもしれません。
ウラナミシジミ

【ウラナミシジミ】♂ 撮影日2014.8.14 場所「牛頸川 中流」
ウラナミシジミ


【ウラナミシジミ】♂ 撮影2014.10.8 場所「牛頸ダム」
吸蜜場面にあまり登場しない「ミゾソバ」にきていました。
ウラナミシジミ

半開きになったので覗き込んでみると、こんな具合。
ウラナミシジミ


【ウラナミシジミ】♂ 撮影日2013.11.5 場所「牛頸川 上流」
家庭菜園の角で咲いていた「ラベンダー」にやって来ていました。
ウラナミシジミ

♂の表は淡い紫色で外縁のみ細く暗色です。
ウラナミシジミ




【ウラナミシジミ】♂ 撮影日2013.11.5 場所「春日公園 付近」
ウラナミシジミ





【ウラナミシジミ】♂♀ 撮影日2012.11.3  場所「九州大学工学部」
左がオスでお尻を「くの字」に曲げて右のメスにアタックしています。
ウラナミシジミ102

オスは時々翅を震わせてアピールしますが、メスはジッとしているだけでした。
ウラナミシジミ103




【ウラナミシジミ】 撮影日2010.10.13  場所「春日公園・近辺」
「アップルミント」の花の上で。 オス・メスの区別ができませんでした。お尻の先で判別できるようになりたいものです。
ウラナミシジミ2

クロマダラソテツシジミ

「ウラナミ、ゲット!」と思っていました。生態写真を撮り始めたころで、記憶をたぐりながらの判別でした。「まあ、確認しとこう」と思って、50年前の図鑑で調べたところ似てはいましたが、別種です。「ひぇー!」新種なのかなと一瞬驚きはしましたが、沢山飛んでいたので「変んねぇ~?何、これ。」そんな感じでした。インターネットで調べてみると、最近北上してきた俗名「クマソ」と言う南方系のチョウだそうです。温暖化なんでしょうか、見かけない蝶が増え、見慣れた蝶が減っています。


【クロマダラソテツシジミ】(高温期型)撮影日2010.9.28場所「春日神社」
クロマダラソテツシジミ1




●オス 
【クロマダラソテツシジミ】♂(高温期型)撮影日2010.10.21場所「春日公園」
オスは黒い外縁が細く取り巻いています。
クロマダラソテツシジミ2

【クロマダラソテツシジミ】 ♂ 撮影日2013.9.24 場所「春日公園 近辺」
飛び立っても、4~5m四方の場所から遠くに、あまり逃げて行かないので見失うことはありません。あわてずに撮ることが出来ました。
クロマダラソテツシジミ

【同上・同一個体】
別の場所にとまると、都合よく開翅してくれます。
クロマダラソテツシジミ



【クロマダラソテツシジミ】 撮影日2016.10.5 場所「春日市 牛頸川中流」
9月24日に3年ぶりにクマソを見つけたので、近辺のソテツを巡ってみると5~6匹が乱舞していました。
クロマダラソテツシジミ

ソテツの周りを飛んでいるのはオスばかりで、新芽のあたりにやって来るメスを探しているようです。
クロマダラソテツシジミ

新鮮な個体は少なくスレやキズが多い個体ばかりでした。結構以前に羽化したみたいです。
クロマダラソテツシジミ







●メス
【クロマダラソテツシジミ】 ♀ 撮影日2013.9.24 場所「春日神社 近辺」
一 昨年いた場所に行ってみると、ここにはメスが2匹が飛んでいました。
クロマダラソテツシジミ




【クロマダラソテツシジミ】♀ 撮影日2011.10.5 場所「春日公園」
後翅の朱色の斑点の内側に、花びら状の紋様が並んでいるのがキレイです。
クロマダラソテツシジミ




【クロマダラソテツシジミ】♀ 撮影日2010.10.10 場所「春日公園」
翅裏の橙色帯が無いケースです。
クロマダラソテツシジミ4

【同上・同一個体】♀ 撮影日2010.10.10 場所「春日公園」
クロマダラソテツシジミ5




【クロマダラソテツシジミ】♀ 撮影日2016.10.10場所「春日市 牛頸川中流」
ソテツの幹から脇芽が出ています。そんなところで見つけました。
クロマダラソテツシジミ

産卵場所を探しているのか、徒歩でウロウロしています。
クロマダラソテツシジミ

翅を広げた場面にも遭遇。この時期のメスは青味が少ないですね。
クロマダラソテツシジミ



【クロマダラソテツシジミ】♀ 撮影日2010.10.21場所「春日公園」
メスは黒帯が幅広です。「アップルミント」葉上でお休み中。
クロマダラソテツシジミ3




● 『高温期型と低温期型の違い』
【クロマダラソテツシジミ】(低温期型)撮影日2011.11.25 場所「春日神社」
寒空でジッとしていました。今年の低温期型で最も白化した個体でした。参考までに今まで撮ったぶんを、時系列に並べて比較してみました。
クロマダラソテツシジミ31

①【高温期型】2011.10.13    ②【低温期型】2011.10.15
クロマダラソテツシジミ32 クロマダラソテツシジミ33
③【低温期型】2011.11.19    ④【低温期型】2011.11.25 
クロマダラソテツシジミ34 クロマダラソテツシジミ35
【比較点】
1)後角部分の「赤斑」と「黒点」の色が徐々に薄くなっている。
2)後翅の基部に近い「4つの黒点」が薄くなってきている。
3)後翅の中央部の斑紋が引っ付き変化してきている。
4)斑点の周りの白がだんだん拡大し地色の白化が進んでいる。


【クロマダラソテツシジミ】♂(低温期型)撮影日2011.11.30場所「春日神社」
低温期型のオスですが、メスとちがって翅表の変化はほとんど無いようです。
クロマダラソテツシジミ37


【クロマダラソテツシジミ】♀ 撮影日2011.11.8 場所「春日神社」
ヤマトシジミの「低温期型」のように、青が全体に強くなってきています。また、後角のオレンジ紋は薄れています。オスと間違えそうです。
クロマダラソテツシジミ26




ー産卵行動ー
【クロマダラソテツシジミ】 ♀ 撮影日2013.9.24 場所「春日神社」
第3ポイント。「ソテツ」に産卵するため、幹の周りをゆっくり飛び回っていました。
クロマダラソテツシジミ

根元近くの新芽がでているところで、一休み。
クロマダラソテツシジミ

その後、葉先に向かって歩き出し、お尻をこすり付けていました。
クロマダラソテツシジミ





【クロマダラソテツシジミ】 撮影日2016.10.25日 場所「指宿市 長崎鼻」
クロマダラソテツシシミ

長崎鼻には、いたる所にソテツが生えています。すべての木に居るわけではありませんが、20~30匹が集中して集まっている木があります。それは幹から新芽まで取り付いているので、ちょっと不気味です。
クロマダラソテツシシミ

交尾したツガイもけっこうみられました。
クロマダラソテツシシミ
プロフィール

Shouchan.K

Author:Shouchan.K
小学5~6年生時代に昆虫採集を福岡市「鴻巣山」で経験した時に、父親に「原色日本蝶類図鑑」(保育社・34年刷)を買ってもらう。現在も活躍中。
60才にて定年退職しヒマになる。値上げと入院をきっかけに、長年の友「タバコ」と疎遠になる。禁煙により体重が5kg増えたので、カミサンが散歩を指示。漫然と歩くだけでは面白くないので、蝶の生態写真を撮りながらウォーキングすることを思いつく。
2010年9月より撮影活動に入る。雨の日を除いて、ほぼ毎日2時間~3時間、牛頸川流域を徘徊する。
2011年6月、ある程度写真が溜まったのでブログに掲載。
2011年8月「日替わりアラカルト」開始。

テリトリー:福岡県御笠川水系・牛頸川流域「大野城市の蝶・春日市の蝶」
流域種数:64種(2017年現在)      

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