オナガアゲハ

オナガアゲハは、福岡県のレッドデータリストによると「準絶滅危惧(希少種)」に指定されています。
『準絶滅危惧』とは、現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種という意味です。また『絶滅危惧Ⅱ類(危急種』は、絶滅の危険が増大している種。最上級の『絶滅危惧Ⅰ類(絶滅危惧種)』は、絶滅の危機に瀕している種となっています。
スレンダーで可憐な姿は、何度見ても見飽きません。


●オス  
【オナガアゲハ】♂ 撮影日2015.4.29 場所「牛頸山」
渓流を覗きこむと2匹が仲良く吸水しているのを見つけました。開翅しているのはオナガだとすぐにわかります。今日は岩伝いに行けないので、裸足になって渓流に降りるはめになりました。水は冷いだろうと予測をして足をつけましたが、想像以上です。
オナガアゲハ

モデルを刺激しないように近づきながらシャッターをきります。砂が白くモデルが黒いので、露出をオーバー目に補正し直すことをよく忘れてしまうのですが、今日は忘れずに撮影できました。
オナガアゲハ

アングルを変えようとした時に、人影に気付いたのか飛び立ちます。敏感な個体のようで、上空を2~3度まわったあと飛び去りました。初見だったので、もう少し撮りたかった気分です。
オナガアゲハ

残った「ミヤマカラスアゲハ」は、春型らしく後翅の白帯がハッキリ出ていました。
オナガアゲハ





【オナガアゲハ】♂(春型) 撮影日2011.5.13 場所「牛頸ダム」
春型で小振りです。後翅の前縁にオスのトレードマーク、「白条」がチョット見えます。
オナガアゲハ1

【同上・同一個体】
オナガアゲハ2




【オナガアゲハ】♂(春型) 撮影日2013.5.9 場所「牛頸ダム」
ダム湖の湿った砂地に白く広がっているのは鳥の糞でしょうか。そこに吸水しに来ていました。
オナガガゲハ100

【同上・同一個体】
赤い弦月紋がとても綺麗です。飛び立ったとき後翅の白条を見損じたので雌雄は同定できませんが、前翅の黒の濃さからすればオスと思われます。
オナガアゲハ101


【オナガアゲハ】♂(春型) 撮影日2011.5.17 場所「牛頸ダム」
右側の後翅が鳥にでもかじられたのか基部より欠損していましたが、何の不足もなく飛んでいました。
オナガアゲハ4





【オナガアゲハ】♂(夏型) 撮影日2011.7.31 場所「牛頸山」
夏型のオスです。杉林の木立の歩道でクロアゲハと一緒に吸水していました。
オナガアゲハ10



【オナガアゲハ】♂夏型 撮影日2014.8.1 場所「牛頸ダム・水辺公園」
吸水モードなのですが、先客のイシガケの周りを何度も行き交い、用心深く中々着地しません。
オナガアゲハ

ようやく着地し、小刻みに前翅を震わせて吸水をはじめます。
オナガアゲハ

オナガアゲハ

ある程度、吸水してしまうと、翅を半開して動かなくなりました。こうなると、刺激しないようにソ~ッと近づけば近撮可能です。
オナガアゲハ

吸水後は、近くの日陰で休憩することが多いので、飛び立っても見逃さないでいるとチャンスがやって来ます。
オナガアゲハ





【オナガアゲハ】♂(夏型)撮影2012.8.19 場所「背振山・西尾根」
不意に飛んできて張り付くように「ノリウツギ」にとまりました。羽ばたいた時、後翅前縁に白条が見えたのでオスです。
オナガアゲハ








●メス
【オナガアゲハ】♀(春型) 撮影日2011.5.14 場所「牛頸山」
斜め後ろから撮ったため寸詰まりになり「クロアゲハ」に見えますが、小判型の前翅とやや長い尾状突起でオナガアゲハとわかります。また、メスの特徴である後翅の弦月紋が多数ハッキリとあらわれています。
オナガアゲハ3



【オナガアゲハ】♀(春型) 撮影日2012.5.23 場所「牛頸山」
美しいメスがようやく登場し、やっと1枚まともな写真が撮れました。
オナガアゲハ23



【オナガアゲハ】♀ 撮影日2013.5.15 場所「牛頸山」
オナガアゲハ102

【同上・同一個体】
オスは高速で花の周りを飛び回ることが多いのですが、メスは飛び方もゆるやかで吸蜜にも時間をかけるため、撮影はやりやすいですね。
オナガアゲハ104



【オナガアゲハ】(夏型)♀ 撮影日2013.7.18 場所「久山町・猪野」
「ボタンクサギ」で吸蜜していましたが、ゆっくりと花を離れて近くの檜にとまりました。
オナガアゲハ

カメラに気付くと、いったん飛び立ちましたが、悠然と旋回して別の場所にとまります。
オナガアゲハ

クロアゲハと思えるほど大きな個体で、青鱗をちりばめ赤い弦月紋を見事に配した第一級のモデルです。
オナガアゲハ





【オナガアゲハ】♀(夏型) 撮影日2011.10.1 場所「牛頸ダム外周」
風に乗ってフワリ~フワリと現われたときは、ジャコウアゲハと思いました。初夏の飛び方はもっと機敏でしたが、秋バージョンはやけに緩慢でした。翅色も黒よりも全体を茶系でまとめ、弦月紋を二列に並ぶほど多数付けていました。
オナガアゲハ13

【同上・同一個体】 
オナガアゲハ14




スポンサーサイト
プロフィール

Shouchan.K

Author:Shouchan.K
小学5~6年生時代に昆虫採集を福岡市「鴻巣山」で経験した時に、父親に「原色日本蝶類図鑑」(保育社・34年刷)を買ってもらう。現在も活躍中。
60才にて定年退職しヒマになる。値上げと入院をきっかけに、長年の友「タバコ」と疎遠になる。禁煙により体重が5kg増えたので、カミサンが散歩を指示。漫然と歩くだけでは面白くないので、蝶の生態写真を撮りながらウォーキングすることを思いつく。
2010年9月より撮影活動に入る。雨の日を除いて、ほぼ毎日2時間~3時間、牛頸川流域を徘徊する。
2011年6月、ある程度写真が溜まったのでブログに掲載。
2011年8月「日替わりアラカルト」開始。

テリトリー:福岡県御笠川水系・牛頸川流域「大野城市の蝶・春日市の蝶」
流域種数:64種(2017年現在)      

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
カウンター
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

天気予報

-天気予報コム- -FC2-