トラフシジミ

トラフシジミは福岡県では「普通種」ですが、この流域では少ない種です。春型と夏型は、表裏の斑紋・翅色がたいへん異なっています。


ー春型ー
【トラフシジミ】♀ 撮影日2014.4.10(12:29) 場所「牛頸ダム」
フジの木の下でツマキチョウを撮っていると、青いシジミチョウが横切ります。振り向くとフジのツボミにとまっています。あわてて数回シャッターを切りました。
トラフシジミ

この個体は迷わずこのツボミだけにとまり、数秒後に飛び去りました。撮影後に拡大してみて、はじめて産卵していた事に気付きました。
トラフシジミ




【トラフシジミ】 撮影日2013.4.13 場所「春日神社」
茶色のシジミが森からおりてきたので、ムラサキシジミと思ったら縞があります。1年ぶりの再会なので対応が急に丁寧になります。逆光に位置していたので、遠くからそっと回り込み「飛んで行かないで!」とお願いしながら撮影しました。
トラフシジミ101

「春日緑地保存区」では初めての撮影です。
トラフシジミ102

春型なので白のダンダラ模様がはっきりしています。
トラフシジミ103


【トラフシジミ】 撮影日2016.4.15 場所「大野城市 牛頸山」
ミヤマカラスが吸水していないかと、渓流をのぞき込みながら歩いていると、青いシジミが目の前を横切ります。コツバメかなと思いつつ止まったあたりに分け入ってみるとトラフでした。慎重さを欠いていたのでカメラを向けるまえに飛び立たれ、対岸のモミジイチゴにとまります。最大倍率で撮って見ればボケボケ。川底に降りようかと迷っているうちに、相手が川上に逃げました。
トラフシジミ

止まった先は、またしても対岸。葉が茂った場所だったので、焦点が合わせやすいと思いつつ撮影してみれば後ろ向き。
トラフシジミ

少し角度を変えて撮ってみれば肝心の頭が写らず、そうこうしているうちに飛び去りました。
トラフシジミ

戻って来ていないかと淡い期待で1時間後に行ってみると、流れに突き出た枝で開翅しています。ラッキーなワンショットでした。
トラフシジミ


【トラフシジミ】(春型)撮影日2011.5.14 場所「牛頸ダム」
「牛頸ダム」で3回出くわしたのですが、2度は撮影に失敗。掲載している写真は後翅肛角部が欠損し、ポイントになる「橙色斑」や「尾状突起」がありません。後翅の両方が同じように無くなっているのは、鳥にでも啄ばまれたのでしょう。「ギシギシ」の花にとまっていました。運がいいヤツです。
蝶




【トラフシジミ】(春型)撮影日2012.5.29 場所「牛頸山」
昨年の5月14日以来の撮影です。それもほぼ完全な美品で大喜びです。
トラフシジミ14


上からバシバシ撮っていると、ジワーと翅を広げてくれて大感激。光線の角度でもっと明るい青が発色すると思いますが、そんな贅沢は次回にとっておきましょう。
トラフシジミ15


地面に降りて吸水にやって来たように思えますが、よくわかりかせん。
トラフシジミ16



【トラフジジミ】 (春型) 撮影日2014.5.30  場所「牛頸山」
岩盤が露頭した場所を水が流れ落ちます。そんな飛沫のあたる渓流で吸水していました。
トラフシジミ

本種はだいたい気まぐれな性格のようで、行動の予測が立ちません。飛び立つと一気に何処かへ飛び去り、戻って来ません。撮影は一発勝負が多いのが特徴ですが、今回は吸水に執着していて、あちこち場所を変えてくれました。
トラフシジミ




夏型
【トラフシジミ】(夏型)撮影日2012.7.27 場所「山梨市・乙女高原」
春型は薄茶色の地肌に白の縦縞といったコントラストの強い紋様ですが、この「夏型」は白い縞柄がグレー系になり地味な雰囲気に変わります。しかし母親はいっしょで、春に同時に産卵したものが早く羽化すれば「夏型」になり、一部遅れて翌年の春に羽化したものが「春型」になるそうです。二卵性双生児が当たり前といった変わった奴です。
トラフシジミ18


【トラフシジミ】(夏型)撮影日2012.7.27 場所「甲州市・塩山」
「イタドリ」の花で吸蜜中
トラフシジミ19





【トラフシジミ】撮影日2017.7.27 場所「山梨県 大菩薩嶺山麓」
夏型がいました。尾状突起も完全な美品です。
トラフシジミ

曇り空が良かったのか、翅を開きました。
トラフシジミ
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プロフィール

Shouchan.K

Author:Shouchan.K
小学5~6年生時代に昆虫採集を福岡市「鴻巣山」で経験した時に、父親に「原色日本蝶類図鑑」(保育社・34年刷)を買ってもらう。現在も活躍中。
60才にて定年退職しヒマになる。値上げと入院をきっかけに、長年の友「タバコ」と疎遠になる。禁煙により体重が5kg増えたので、カミサンが散歩を指示。漫然と歩くだけでは面白くないので、蝶の生態写真を撮りながらウォーキングすることを思いつく。
2010年9月より撮影活動に入る。雨の日を除いて、ほぼ毎日2時間~3時間、牛頸川流域を徘徊する。
2011年6月、ある程度写真が溜まったのでブログに掲載。
2011年8月「日替わりアラカルト」開始。

テリトリー:福岡県御笠川水系・牛頸川流域「大野城市の蝶・春日市の蝶」
流域種数:64種(2017年現在)      

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