ルリシジミ

樹林の高い木立から落葉が落ちてくるスピードで、ヒラヒラと舞い降りてくる「空色」のチョウの正体は、ほとんどルリシジミです。しばらく地上で遊んだあと、また高みへ戻って行きます。 あの抜けるような「空色」をオスは、中々見せてくれません。
開翅は、気温が上がらない午前中や、静止した直後に限られるような気がします。吸水中などは、硬く閉じいつまで待っても開かないのでご注意。
日本を代表するシジミ御三家(ヤマト・ツバメ)の一つですが、姿形、色彩、飛翔など比べるとやはり筆頭者にあげられるとおもいます。

●オス 
【ルリシジミ】♂ 撮影日2016.3.8 場所「大野城市 牛頸山」
山道にホトケノザやオオイヌフグリなどの花が咲いています。何かいないかと探していると、足元から飛び立ちハコベの花に泊まりました。ルリシジミの初見です。昨年は17日でしたが、今年は暖かい日が続いたせいか9日早く現れました。
ルリシジミ

オオイヌフグリでも吸蜜。
ルリシジミ



【ルリシジミ】♂(春型)撮影日2012.3.21 場所「牛頸ダム」
今年はじめて「開翅」したルリシジミを撮りました。
ルリシジミ36



【ルリシジミ】(春型)撮影日2012.3.25 場所「春日神社・近辺」
しばらく待ちましたが開翅しません。飛んでいる時と、わずかに見える翅表からすればオスのようです。
ルリシジミ38

【同上・同一個体】
「黒い瞳」がトレードマークです。似た者のヤマトシジミは「灰色」です。足は「ヤブ蚊」みたいに白黒のダンダラ模様です。
ルリシジミ39



【ルリシジミ】♂(春型) 撮影日2014.3.27 場所「牛頸山」
ダムに注ぎ込む渓流で吸水していました。
ルリシジミ

【同上・同一個体】
吸水後、近くの笹の葉に止まり開翅です。
ルリシジミ



【ルリシジミ】♂ 撮影日2015.5.23 場所「牛頸ダム」
10時頃にダムに行ってみるとダムの水位が下がり砂地が増えています。そこに4匹のルリシジミが吸水していました。どれも綺麗な個体で、2化が発生したようです。
ルリシジミ

【同上・同一個体】
午後から雨が降るといった天気なので、曇天で気温もやや低め。そんな状況で翅を開いてくれました。
ルリシジミ



【ルリシジミ】♂ 撮影日2015.5.23 場所「牛頸ダム」
鳥の糞を吸汁しています。
ルリシジミ

【同上・同一個体】
吸汁後、別の場所に移り翅を擦り合わせていましたが、これも開翅します。
ルリシジミ




【ルリシジミ】♂(春型)撮影日2011.5.30 場所「春日神社」
「クサイチゴ」の若葉で開翅。 春型も夏型もオスは前翅の外縁だけが細い「黒縁」になっています。
ルリシジミ1


【ルリシジミ】♂(夏型)撮影日2011.6.13 場所「牛頸ダム」
集団で吸水中。たぶん全部オスだとおもいます。男子は「雲古」や「水場」が好きで、女子は「花」に集まりやすいようです。
ルリシジミ5


【ルリシジミ】♂(夏型) 撮影日2014.7.29 場所「牛頸山」
キレイな個体が撮れたので掲載しました。
ルリシジミ



【ルリシジミ】 撮影日2016.7.9 場所「大野城市 牛頸ダム」
春先の開翅シーンは良く見かけるのですが、夏場はなかなか見ることができません。今朝は涼しかったせいか久々に撮れました。
ルリシジミ





【ルリシジミ】♂ 撮影日2015.8.14 場所「大野城市 牛頸山」
あまり見なかったルリシジミがあちこち飛んでいます。比較的綺麗な個体ばかりなので8月生まれなのでしょう。
ルリシジミ

夏型は亜外縁の弦月紋が濃くなり連続したように見えてくるので、ヤクシマルリシジミと間違えそうです。
ルリシジミ








●メス
【ルリシジミ】♀(春型) 撮影日2014.3.23 場所「春日神社 近辺」
ルリシジミ



【ルリシジミ】♀(春型) 撮影日2014.3.23 場所「春日神社 近辺」
開翅のあたり日のようで、上図とは別の個体も開いてくれました。
ルリシジミ

【同上・同一個体】
逆光で翅が透けて見えたので、サツマかなと思ったりしました。
ルリシジミ





【ルリシジミ】♀ 撮影日2015.3.28  場所「春日神社 近辺」
大型でとても綺麗なメスだったので何枚も撮りました。
ルリシジミ

【同上・同一個体】
ルリシジミ

【同上・同一個体】
ルリシジミ




【ルリシジミ】♀(春型)撮影日2011.3.31 場所「春日神社」
メスは前翅も後翅も両方、黒縁の幅が広くなります。
ルリシジミ3



【ルリシジミ】♀(夏型)撮影日2011.6.13 場所「牛頸ダム」
夏型メスは前翅も後翅も両方、春型より一層黒縁の幅が広がります。。
るりしじみ6




【ルリシジミ】♀ 撮影日2015.8.14 場所「大野城市 牛頸山」
このメスも弦月紋が連続したように見えます。
ルリシジミ

少し翅を開いたので覗き込むと、青鱗部分がぼんやり丸くなっていてヤクルリのような鋭角な形ではありません。ルリシジミですね。
ルリシジミ




【ルリシジミ】♀(夏型)撮影日2011.9.13 場所「牛頸山・山間部」
「ハギ」の新芽で産卵。
ルリシジミ12



【ルリシジミ】♀(夏型)撮影日2011.9.18 場所「牛頸ダム」
ルリシジミのメスが久しぶりに開翅してくれました。メスは季節により翅表が変わります。春型は空色の部分が多く、夏型は黒い部分が増えてきます。今回の被写体の後翅には、空色がほとんどありません。
ルリシジミ13




【ルリシジミ】(春型)撮影日2012.4.7  場所「牛頸ダム」
地色や斑紋の明瞭さが異なります。ヤマトシジミの春型が「灰色で雌雄ともに黒い点紋は不鮮明になる」という変化と似ています。
ルリシジミ46
スポンサーサイト
プロフィール

Shouchan.K

Author:Shouchan.K
小学5~6年生時代に昆虫採集を福岡市「鴻巣山」で経験した時に、父親に「原色日本蝶類図鑑」(保育社・34年刷)を買ってもらう。現在も活躍中。
60才にて定年退職しヒマになる。値上げと入院をきっかけに、長年の友「タバコ」と疎遠になる。禁煙により体重が5kg増えたので、カミサンが散歩を指示。漫然と歩くだけでは面白くないので、蝶の生態写真を撮りながらウォーキングすることを思いつく。
2010年9月より撮影活動に入る。雨の日を除いて、ほぼ毎日2時間~3時間、牛頸川流域を徘徊する。
2011年6月、ある程度写真が溜まったのでブログに掲載。
2011年8月「日替わりアラカルト」開始。

テリトリー:福岡県御笠川水系・牛頸川流域「大野城市の蝶・春日市の蝶」
流域種数:64種(2017年現在)      

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
カウンター
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

天気予報

-天気予報コム- -FC2-