テングチョウ
パタパタ、スウィー、パタパタ、スウィーと滑空する様子は、一瞬「コミスジ?」と思わせる飛翔です。「イシガケチョウ」と同じように静止していた場所を離れても、しばらくするともどってくる傾向があります。それは、占有行動のオスだけかもしれませんが、撮影する側からすれば「カワイイ ヤツ」と思わざるを得ません。
【テングチョウ】 撮影日2016.5.20 場所「太宰府市 市民の森」
キャンプ場の炊事棟の土間付近に4~5匹たむろしています。

みんな新しい個体のようで、吸水に夢中でした。

どいつもこいつも翅を広げません。気温が高いと望むのが無理のようですね。

【テングチョウ】 撮影日2015.6.17 場所「大野城市 牛頸山」
なかなか人を近くまで寄せ付けない警戒心の強いチョウですが、このモデルは比較的簡単に接写できました。

拡大してみると、とぼけた顔をしています。

普通、黒い目で表情をうかがえないのがチョウの顔ですが、このチョウには瞳のような黒点があるので表情があり、昆虫よりも動物的なイメージがします。

【テングチョウ】 撮影日2016.7.6 場所「大野城市 牛頸山」
顔まで銀色のテングは初めてみました。

後翅の中室にそって黒条があるのでメスかと思いましたが・・・・

メスなら前翅の大きな橙色斑の下に小斑点があるのですが、この個体は無紋。メスなのかオスなのか悩めるところです

【テングチョウ】♀ 撮影日2014.8.6 場所「脊振山・山頂付近」
前翅1b室に橙斑があるのでメスのようです。

日が差してくると翅を閉じてしまいました。

【テングチョウ】 撮影日2016.11.4日 場所「大野城市 牛頸ダム」
小春日和だったせいか、3匹見かけました。このモデルは地面を低空飛行するばかりで止まっても翅を広げません。

あまりひつこく追い回したので、高い木の枝にとまり動かなくなってしまいました。

こちらは別個体。前翅の内縁よりに橙色の小斑点があるのでメスでしょう。

【テングチョウ】 撮影日2012.3.21 場所「牛頸山」
渓流沿いの山道で出会いました。アカタテハと思って近づくとテングチョウではありませんか。千載一遇のチャンスと思い、慎重に撮影しました。撮影した後に10mも歩かないうちに更に1匹現われ、その後6匹程も出会いました。越年した同種がこんなに多く出てくるとは思いませんでした。

【テングチョウ】 撮影日2012.3.21 場所「牛頸山」
今日は止まったと同時に開翅します。裏翅を見て雌雄を確認したかったのですが出来ませんでした。

【テングチョウ】 撮影日2014.3.22(11:38) 場所「牛頸山」
この時期、地面や枯葉の上など低い位置にとまることが多いのですが、今日は樹上にとまってくれました。

【テングチョウ】 撮影日2012.3.31 場所「牛頸山」
今日は気温が低かったせいか、あまり姿を見ません。山道の路肩のコンクリートで暖を取っています。

【同上・同一個体】
触角の内側に前方に伸びる器官をパルピ(下唇髭)と言い、テングチョウのは普通のチョウより大きく、特徴になっています。下唇髭(カシンシュ)は匂いを感じとったり、口吻を掃除したりする機能をもった器官だそうです。

【テングチョウ】 撮影日2015.3.30 場所「春日神社 近辺」
しばらく枯葉に成りすましていましたが、安全と思ったのか太陽の方に身体を向き直し翅を広げます。

めずらしく吸蜜する場面にも遭遇できました。

●オス
【テングチョウ】 ♂ 撮影日2014.5.24 場所「牛頸ダム」
この暑さ続きで新しく羽化した個体が4~5匹水辺で飛んでいました。昨年も5月22日に撮影しています。後翅の変化のある紋様からするとオスのようです。

【同上・同一個体】
暑くなると翅を広げてくれません。さらに前翅をたたみ込んでしまうので白斑や、赤い地紋まで見えなくなっています。

【テングチョウ】♂ 撮影日2013.5.25 場所「牛頸ダム」
今年生まれた青年がダム湖にいました。新旧交代の時期のようですね。

【テングチョウ】♂ 撮影日2013.5.31 場所「牛頸ダム」
寒い時期に開翅した姿はよく見ますが、夏の時期に翅を広げた姿を見るのは初めてです。

【テングチョウ】♂ 撮影日2011.6.6 場所「牛頸ダム」
オスの後翅は全体にザラザラとしたり、変化に富むものが多く、メスは後翅裏の中室の翅脈が基部にかけて黒条化しているそうです。

【テングチョウ】♂ 撮影日2011.6.21 場所「牛頸ダム」

【テングチョウ】♂(越年) 撮影日2011.4.6 場所「春日神社近辺」
越冬したのでしょう。翅はボロボロで頭端(下唇髭)も短く磨り減った感じです。気温の高い日にフラフラとあらわれました。

【同上・同一個体】

●メス
【テングチョウ】♀ 撮影日2013.6.8 場所「牛頸ダム」

【テングチョウ】♀ 撮影日2011.10.12 場所「牛頸ダム・水辺公園」
6月に羽化して暑い季節は休眠し、涼しくなった秋に活動するチョウだそうです。翅がほとんど傷んでいません。羽化直後に夏眠に入ったのでしょうか。

【テングチョウ】♀ 撮影日2011.10.12 場所「牛頸ダム・水辺公園」
後翅の中室の下部に黒条があるのがメスだそうです。

【テングチョウ】♀ 撮影日2013.5.25 場所「牛頸ダム」
昨日に続き越冬した、おばあさんが山道の路肩にいました。

●求愛行動
【テングチョウ】♂♀ 撮影日2012.3.27 場所「牛頸山」
山道で今日もテングチョウに出会いましたが、2匹が落葉の中でバタバタ乱闘していました。2匹が分かれるとすぐに1匹が背後に回ります。どうやら後方の開翅したのがオスのようで、前で翅を閉じているのがメスと思われます。枯葉のようなのでよく見ないと識別できません。

後翅中室の下の翅脈あたりが黒条に見えるのでメスではないかと思います。

半逆光だったのでそっとアングルを変えていると、急にメスと思われる者がいなくなりました。飛んだ形跡も無かったのでそのままシャッターを押し続けました。撮り終わった後、再生してみると横倒しになったメスが写っていす。これは、拒否行為の一種なのか、死んだ振りなのかよくわからない行動でした。
【テングチョウ】 撮影日2016.5.20 場所「太宰府市 市民の森」
キャンプ場の炊事棟の土間付近に4~5匹たむろしています。

みんな新しい個体のようで、吸水に夢中でした。

どいつもこいつも翅を広げません。気温が高いと望むのが無理のようですね。

【テングチョウ】 撮影日2015.6.17 場所「大野城市 牛頸山」
なかなか人を近くまで寄せ付けない警戒心の強いチョウですが、このモデルは比較的簡単に接写できました。

拡大してみると、とぼけた顔をしています。

普通、黒い目で表情をうかがえないのがチョウの顔ですが、このチョウには瞳のような黒点があるので表情があり、昆虫よりも動物的なイメージがします。

【テングチョウ】 撮影日2016.7.6 場所「大野城市 牛頸山」
顔まで銀色のテングは初めてみました。

後翅の中室にそって黒条があるのでメスかと思いましたが・・・・

メスなら前翅の大きな橙色斑の下に小斑点があるのですが、この個体は無紋。メスなのかオスなのか悩めるところです

【テングチョウ】♀ 撮影日2014.8.6 場所「脊振山・山頂付近」
前翅1b室に橙斑があるのでメスのようです。

日が差してくると翅を閉じてしまいました。

【テングチョウ】 撮影日2016.11.4日 場所「大野城市 牛頸ダム」
小春日和だったせいか、3匹見かけました。このモデルは地面を低空飛行するばかりで止まっても翅を広げません。

あまりひつこく追い回したので、高い木の枝にとまり動かなくなってしまいました。

こちらは別個体。前翅の内縁よりに橙色の小斑点があるのでメスでしょう。

【テングチョウ】 撮影日2012.3.21 場所「牛頸山」
渓流沿いの山道で出会いました。アカタテハと思って近づくとテングチョウではありませんか。千載一遇のチャンスと思い、慎重に撮影しました。撮影した後に10mも歩かないうちに更に1匹現われ、その後6匹程も出会いました。越年した同種がこんなに多く出てくるとは思いませんでした。

【テングチョウ】 撮影日2012.3.21 場所「牛頸山」
今日は止まったと同時に開翅します。裏翅を見て雌雄を確認したかったのですが出来ませんでした。

【テングチョウ】 撮影日2014.3.22(11:38) 場所「牛頸山」
この時期、地面や枯葉の上など低い位置にとまることが多いのですが、今日は樹上にとまってくれました。

【テングチョウ】 撮影日2012.3.31 場所「牛頸山」
今日は気温が低かったせいか、あまり姿を見ません。山道の路肩のコンクリートで暖を取っています。

【同上・同一個体】
触角の内側に前方に伸びる器官をパルピ(下唇髭)と言い、テングチョウのは普通のチョウより大きく、特徴になっています。下唇髭(カシンシュ)は匂いを感じとったり、口吻を掃除したりする機能をもった器官だそうです。

【テングチョウ】 撮影日2015.3.30 場所「春日神社 近辺」
しばらく枯葉に成りすましていましたが、安全と思ったのか太陽の方に身体を向き直し翅を広げます。

めずらしく吸蜜する場面にも遭遇できました。

●オス
【テングチョウ】 ♂ 撮影日2014.5.24 場所「牛頸ダム」
この暑さ続きで新しく羽化した個体が4~5匹水辺で飛んでいました。昨年も5月22日に撮影しています。後翅の変化のある紋様からするとオスのようです。

【同上・同一個体】
暑くなると翅を広げてくれません。さらに前翅をたたみ込んでしまうので白斑や、赤い地紋まで見えなくなっています。

【テングチョウ】♂ 撮影日2013.5.25 場所「牛頸ダム」
今年生まれた青年がダム湖にいました。新旧交代の時期のようですね。

【テングチョウ】♂ 撮影日2013.5.31 場所「牛頸ダム」
寒い時期に開翅した姿はよく見ますが、夏の時期に翅を広げた姿を見るのは初めてです。

【テングチョウ】♂ 撮影日2011.6.6 場所「牛頸ダム」
オスの後翅は全体にザラザラとしたり、変化に富むものが多く、メスは後翅裏の中室の翅脈が基部にかけて黒条化しているそうです。

【テングチョウ】♂ 撮影日2011.6.21 場所「牛頸ダム」

【テングチョウ】♂(越年) 撮影日2011.4.6 場所「春日神社近辺」
越冬したのでしょう。翅はボロボロで頭端(下唇髭)も短く磨り減った感じです。気温の高い日にフラフラとあらわれました。

【同上・同一個体】

●メス
【テングチョウ】♀ 撮影日2013.6.8 場所「牛頸ダム」

【テングチョウ】♀ 撮影日2011.10.12 場所「牛頸ダム・水辺公園」
6月に羽化して暑い季節は休眠し、涼しくなった秋に活動するチョウだそうです。翅がほとんど傷んでいません。羽化直後に夏眠に入ったのでしょうか。

【テングチョウ】♀ 撮影日2011.10.12 場所「牛頸ダム・水辺公園」
後翅の中室の下部に黒条があるのがメスだそうです。

【テングチョウ】♀ 撮影日2013.5.25 場所「牛頸ダム」
昨日に続き越冬した、おばあさんが山道の路肩にいました。

●求愛行動
【テングチョウ】♂♀ 撮影日2012.3.27 場所「牛頸山」
山道で今日もテングチョウに出会いましたが、2匹が落葉の中でバタバタ乱闘していました。2匹が分かれるとすぐに1匹が背後に回ります。どうやら後方の開翅したのがオスのようで、前で翅を閉じているのがメスと思われます。枯葉のようなのでよく見ないと識別できません。

後翅中室の下の翅脈あたりが黒条に見えるのでメスではないかと思います。

半逆光だったのでそっとアングルを変えていると、急にメスと思われる者がいなくなりました。飛んだ形跡も無かったのでそのままシャッターを押し続けました。撮り終わった後、再生してみると横倒しになったメスが写っていす。これは、拒否行為の一種なのか、死んだ振りなのかよくわからない行動でした。

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