夏の八重山遠征  最終回

ー八重山遠征ー最終回(西表島編)
台風3号が7月3日3時に八重山諸島を通過しましたが、豆台風だったのであっと言う間に飛び去りました。連絡船も9時40分に運航が始まりなり、心配したよりも早く西表島に到着しました。宿泊地は西部や南部に移動がしやすい北部の上原港に設定。まず北部から攻めてゆきます。
宇那利崎
                  「西表島北端に近い宇那利崎」


【タイワンキマダラ】撮影日2017.7.3 場所「西表島 上原」
まず、タイワンキマダラの有名ポイントに行き、状況を見てみました。数匹飛んでいたのですが、とまることもなく撮影はノーチャンス。時間がもったいないので後日再訪することにして、浦内川方面に移動すると薄暗い森で出会いました。
タイワンキマダラ

かなり警戒心が強いので、人の気配を感じるとすぐに飛び立ちます。こちらは、接近戦を得意とする戦法なので中々うまくゆきません。コンデジ最大倍率で、ようやく仕留めた写真です。
タイワンキマダラ


【タイワンキマダラ】撮影日2017.7.4 場所「西表島 上原」
翌日、涼しい時間帯なら動きも緩慢と思い、ポイントに再訪します。数匹いるようで、暗い森から現れ、小路沿いを飛翔したあと、また森に消えてゆくことの繰り返しです。運がよければ止まることもありますが、薄暗い場所ばかりです。
タイワンキマダラ

集中して現れるポイントがありました。やはり食樹「ツゲモドキ」が生えている場所です。この個体はメスのようで枝から枝に飛び移り産卵をしていたようでした。
タイワンキマダラ

食樹のツゲモドキです。
ツゲモドキ

木漏れ日の当たる場所で撮れた写真はこの1枚だけ。不完全燃焼で終わりました。
タイワンキマダラ






前日、上原山の山裾にあるパイナップル畑の農道で、極小の怪しげなシジミがいたので撮影しました。あまりに小さいので、焦点が合わずボケボケの失敗写真ばかりでした。それで南部の大原に行く前にリベンジで立ち寄ります。
タイワンヒメシジミ

【タイワンヒメシジミ】撮影日2017.7.4 場所「西表島 上原」
昨日も1匹だけでしたが、今日も1匹だけ同じ場所にいました。追いかけまわしてやっとの思いで撮影してみると日本最小のシジミ「タイワンヒメシジミ」。むろん未撮の種なので喜びひとしおでした。
タイワンヒメシジミ

迷蝶ですが最近定着してきているようで、南部の「南風見田」地区でみられるとか。そんな情報を得ていましたが、本命の場所ではポイントがわからず、撮影できませんでした。ここで出会ったことは幸運中の幸運です。
タイワンヒメシジミ





南部の大原地区に移動し、現場には12時頃到着。狙いは「リュウキュウウラボシシジミ」です。
大富林道

【リュウキュウウラボシシジミ】撮影日2017.7.4 場所「西表島 大原」
意外とあっけなく見つかりました。日陰の下生えをゆっくりと飛び、すぐに止まるので撮影は簡単です。しかし暗い場所と体が小さいことが撮影を難しくします。
リュウキュウウラボシシジミ

この個体は、上図とは別個体です。
リュウキュウウラボシシジミ

この場所では、2匹しか見ることができませんでしたが、目的は達成されたので大満足。
リュウキュウウラボシシジミ







【シロオビヒカゲ】撮影日2017.7.4 場所「西表島 大原」
リュウキュウウラボシシジミを撮影後、別場所に移動していると薄暗い地面から飛び立ち、葉上や枯木にとまります。しばらくすると相手も落ち着いてきたのか、動きが鈍くなったのでジワジワと近づき撮影しました。
シロオビヒカゲ

真横の丁度良いアングルにとまったので撮影しましたが、露出不足で細部がよくわかりません。
シロオビヒカゲ

フラッシュ撮影でなんとかうまく姿がわかる写真が撮れました。石垣ではボロボロでしたが、今回はきれいな個体だったので、思い残すことはありません。
シロオビヒカゲ





西表3日目は西部地区の「白浜」です。本来ここでシロウラナミシジミを撮影する予定だったのですが、石垣島で撮影済みとなり気力が半分失せていました。ただ、テツイロビロウドセセリの食樹「デリス」が自生していると聞き及んでいたので現地に向かいました。
白浜
                    「西側の終点・白浜海岸」

豆科のつる性低木で根に有毒成分があるそうです。クズのように灌木を覆うように生えているのですぐにわかります。
デリス
                           「デリス」                    


【テツイロビロウドセセリ】撮影日2017.7.5 場所「西表島 白浜」
半信半疑でこんなところ居るのかなと思いつつ、ウロウロしていると葉裏にとまっているのを見つけました。石垣島でタイワンアオバセセリを見つけたことが役に立ったようです。
テツイロビロウドセセリ

移動しても近くの葉裏にとまります。目で追えるくらいのスピードなので、慎重に近づけば何とかなるようです。
テツイロビロウドセセリ

周りは明るいだけに、葉裏は黒く写ってしまうのでフラッシュ撮影になりました。
テツイロビロウドセセリ






【シロウラナミシジミ】撮影日2017.7.5 場所「西表島 白浜」
石垣島に戻る時刻まで少し時間があったので、白浜林道まで足を延ばしました。ここでは、タイワンキマダラ、クロテンシロチョウなどが見られましたが、撮影に失敗。シロウラナミが吸汁している場面に出会ったぐらいが収穫でした。
シロウラナミシジミ




【ミナミキチョウ】撮影日2017.7.5 場所「西表島 白浜」
山道を降りながら歩いていると、キチョウがたくさん飛んでいます。前回もそうですが、タイワンキチョウ、ミナミキチョウの撮影がおろそかになっていたのを思いだし、数枚撮りました。暑さと疲れで気分は終了しているので撮影も身が入りません。
ミナミキチョウ

前翅の基部に近い部分に斑点が2つである事と、前翅の翅頂部分に大きな黒褐色斑が明瞭であるため、ミナミキチョウのようです。
ミナミキチョウ



西表の海

今回で二回目の遠征でしたが、新しく撮影出来た種10種で前回と合わせると47種になりました。まずまずの成果だったと思います。
撮影の内訳(八重山諸島の種)
シロチョウ科 (2種)カワカミシロチョウ、ミナミキチョウ    
マダラチョウ亜科 (1種)ヒメアサギマダラ          
ジャノメチョウ亜科 (1種)シロオビヒカゲ          
タテハチョウ科 (1種)タイワンキマダラ            
シジミチョウ科 (3種)タイワンヒメシジミ、リュウキュウウラボシシジミ、シロウラナミシジミ、
セセリチョウ科 (2種)タイワンアオバセセリ、テツイロビロウドセセリ 
図鑑に掲載されていた八重山諸島の種は66種ぐらいですので、未撮はまだ19種も残っています。撮り逃がした代表的なものは「メスアカムラサキ」「キミスジ」などですが、出会った同好の方数人に聞いてみると、メスアカは激減、キミスジは数年前にはよく見かけたが、最近は全くいないそうで、再発生を待つしかないと言っておられました。だんだん難しい種が残ってきています。
スポンサーサイト

夏の八重山遠征  4回

ー八重山遠征ー 4回(石垣島 海岸編)
メスアカムラサキが住んでいそうな海岸線を攻めてみました。、海辺に近い農道や林道、展望台などが中心です。
屋良部林道
                       「屋良部林道入口」



【リュウキュウムラサキ】 撮影2017.7.2 場所「石垣島・屋良部林道」
林道を徐行していると、黒に白の斑紋があるチョウとすれちがいます。とっさにメスアカと思い車を止め、あたりを見回すと近くの枝先にとました。見失う前に証拠写真だけでもと思い、急ぎ車を降りて撮影。後翅の白帯が大きいので間違いないと思いながら、図鑑で確認してみればリュウキュウムラサキでした。
リュウキュウムラサキ

リュウキュウムラサキ

林道沿いに悠然と滑空し、占有している地域を巡回します。
リュウキュウムラサキ

しばらくすると同じ場所に戻ってきました。
リュウキュウムラサキ

近くに別個体もいました。こちらは樹上にとまらず路上を陣取っています。このほかにも前勢岳などで本種を数匹撮影できましたが、メスアカには出会えませんでした。
リュウキュウムラサキ






【ナミエミシロチョウ】♀撮影日2017.7.2 場所「石垣島 屋良部林道」
翅形からするとナミエのメスと思うのですが・・・・。類似種のカワカミシロチョウに黄色型がいるそうです。
ナミエシロチョウ



屋良部半島の西海岸にある御神崎に行きます。灯台周辺が草原になっていますが、灯台への導入路は樹林帯だったので居そうな雰囲気でしたが・・・
御ん神崎
                         「御神崎灯台」

入道雲の下に薄っすらと見えるのが西表島。石垣島から西に約30kmの場所に浮かんでいます。
御神崎




【アオタテハモドキ】♂撮影日2017.7.2 場所「石垣島 御神崎」
岬の草原にいたのはアオタテハモドキです。敏感なチョウで中々寄せつけてくれない上に、地面に着地した時は、翅をすぐに閉じてしまいます
アオタテハモドキ

翅を広げてとまるのは、吸蜜するときぐらいでしょうか。かなり撮影には根気が要ります。
アオタテハモドキ



【アオタテハモドキ】♀撮影日2017.7.2 場所「石垣島 御神崎」
裏面は茶褐色の迷彩柄なので背景と同化し、目を離すと見失ってしまう事が多数ありました。
アオタテハモドキ

すこし時期が遅かったのか、きれいなモデルは見当たりませんでした。
アオタテハモドキ



【ヤエヤマムラサキ】撮影日2017.7.2 場所「石垣島 御神崎」
導入路にいたのは、このチョウ。
ヤエヤマムラサキ

「待ち人来たらず」です。
ヤエヤマムラサキ


川平方面にも行きましたが、これといった収穫もなし。夕方、にわか雨が降ることが何日かありました。
川平
                 「川平の高台から野底岳を望む」

【ヤマトシジミ】♂撮影日2017.7.6 場所「石垣島 川平」
こちらのヤマトは本土産と違って、かなり小さいので別のシジミと思ってしまいます。極小サイズではありませんが、かなり判別し辛い大きさです。
ヤマトシジミ





【ヒメシルビアシジミ】♂撮影日2017.7.8 場所「石垣島 真栄里」
市街地のホテルの庭先で、ヤマトシジミと混在して飛んでいました。
ヒメシルビアシジミ

極小サイズなので撮影に苦労しました。芝生で飛んでいるので、どうしても葉先が被写体にかかってしまいます。
ヒメシルビアシジミ


【ヒメシルビアシジミ】♀撮影日2017.7.8 場所「石垣島 真栄里」
ぽっちゃりした腹部なのでメスと思われます。
ヒメシルビアシジミ

夏の八重山遠征  3回

ー八重山遠征ー3回(石垣島中央部)
石垣島には沖縄県の最高峰「於茂登岳・525m」があり石垣島の水源になっています。於茂登岳の山裾には名蔵、真栄里、野底といった3つのダムがあり、そこに通じる林道や農道で撮影したものです。

於茂登岳
               「バンナ岳から見た於茂登岳の山塊」

【ミカドアゲハ】 撮影2017.7.1 場所「石垣島・於茂登林道」
名蔵ダムに流れ込む小さな渓流があり、そこに水遊びができるほどの浅い堰があります。森の中にぽっかりと空いた空間なのでチョウの吸水場所としては絶好の環境です。
ミカドアゲハ

3年前に来たときより、大きな集団が吸水していて壮観です。開翅して吸水する個体を撮影できなかったのが残念ですが、またの機会に残しておきましょう。
ミカドアゲハ




【タイワンツバメシジミ】 撮影2017.7.1 場所「石垣島・於茂登林道」
ミカドに混じって、ちらちら飛び回るシジミを見つけました。撮影してみればタイツです。こんな場所で会えるとは意外でした。
タイワンツバメシジミ




【ヤエヤマイチモンジ】 撮影2017.7.1 場所「石垣島・於茂登林道」
秋には少なかったのですが、今回はどの林道でもたくさん飛んでいました。
ヤエヤマイチモンジ

【同上・同一個体】
ヤエヤマイチモンジ

きれいなオスです。
ヤエヤマイチモンジ

顕著な性的二形でオスとはまるで違う紋様です。概してメスのほうが大きく立派です。
ヤエヤマイチモンジ





【ナミエシロチョウ】♂撮影2017.7.1 場所「石垣島・於茂登林道」
カワカミシロチョウばかり見ていたので路上に降り立ったときは、カワカミの黄色型かと思いました。
ナミエシロチョウ

飛び立ったときに撮れた写真を確認すれば、前翅に黒斑があるのが認められたのでナミエでした。
ナミエシロチョウ




【アオバセセリ】 撮影2017.7.1 場所「石垣島・於茂登岳登山道」
登山道の薄暗い木立で出会います。葉裏で真っ暗なのでフラッシュ撮影です。
DSCN9866 (440x353)

こんな所で休んでいるのかと初めて知りました。
DSCN9866 (440x353) (2)






【タイワンアオバセセリ】 撮影2017.7.1  場所「石垣島・於茂登岳登山道」
登山道ど登ってゆきましたが、景観も変わらず蝶影も薄いので、途中から下山してくると、葉裏にまた蛾のようなものがとまっています。
タイワンアオバセセリ

フラッシュ撮影をしてみれば、タイワンアオバセセリ。これは「お初」だったので撮影はドキドキものでした。
タイワンアオバセセリ

南の国のセセリは、みんな葉裏に隠れているのでしょうか。見つけるのは至難の業です。
タイワンアオバセセリ



【スミナガシ】 撮影2017.7.1  場所「石垣島・於茂登岳登山道」
アオバセセリと出くわした近くで、黒い影が目の前を通り過ぎます。ルリタテハ?と思いつつ追跡すればスミナガシでした。
スミナガシ

アオバセセリとスミナガシは同じ食樹。「アワブキ」が近くに生えているのかもしてません。
スミナガシ






於茂登林道から真栄里ダムを通り、野底ダムに向かいます。野底ダムは石垣で一番大きなダム。山に面している北側がポイントです。
野底ダム
                  「正面は飛行場近くのカラ岳」

ダム湖の案内看板がありました。湖畔沿いに遊歩道があります。
野底ダム
                「案内図は上が南になっています」

【リュウキュウアサギマダラ】 撮影2017.7.1 場所「石垣島・野底ダム」
このポイントでは大した収穫はありませんでした。リュウキュウアサギマダラとがちらほら程度。
リュウキュウアサギマダラ

            
リュウキュウアサギマダラ



【ルリウラナミシジミ】 撮影2017.7.1  場所「石垣島・野底ダム」
ルリウラナミシジミ

開翅してくれると綺麗なんでしょうが、翅を広げるのは飛んでいる時だけのようです。
ルリウラナミシジミ




大型種のアゲハ類はいたるところで飛んで居ましたが、どれも破れや傷があり、とても撮影する気になれませんでした。羽化は年中のようですが、やはり波があるようでシーズン的に遅かったようです。島内どこにでもいたので、まとめて紹介します。

【ベニモンアゲハ】 撮影2017.7.1 場所「石垣島」
ベニモンアゲハ

ベニモンアゲハ




【ヤエヤマカラスアゲハ】♂ 撮影2017.7.1 場所「石垣島」
日なたで飛んでいる時が一番きれいです。日陰ではクロアゲハと区別がつきません。
ヤエヤマカラスアゲハ

【ヤエヤマカラスアゲハ】♀ 撮影2017.7.6 場所「石垣島」
ヤエヤマカラスアゲハ




【クロアゲハ】♂撮影2017.7.7 場所「石垣島」
クロアゲハ

夏の八重山遠征  2回

ー八重山遠征ー2回(バンナ岳編)
昨日に続きバンナ岳付近で撮影したチョウの記録です。

【ツマベニチョウ】♂撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
谷筋の湧水が出ている場所で出会います。それも2匹、ツマベニの吸水シーンは初めてだったので緊張しながらの撮影です。
ツマベニチョウ

吸水するときは翅を閉じる傾向が強いようです。これまで吸蜜シーンで翅表を撮るのがやっとでしたが、今回のチャンスで翅裏をバッチリ撮れたことは大収穫でした。
ツマベニチョウ

木漏れ日のあたる場所で、半開で吸水中。
ツマベニチョウ

人影に気づき飛び立った瞬間が偶然撮れました。ちょっとぼけていますが・・・
ツマベニチョウ

飛び立ったのち陽の当たる場所にとまりますが、居心地が悪いのかすぐに場所を変えます。
ツマベニチョウ

アゲハ類と同じように吸水後は、しばらく近くの日陰で休憩する習性があるようです。休んでいるときは前翅を後翅に格納し、ほっそりとした感じでとまっていました。
ツマベニチョウ






【ツマベニチョウ】♀撮影日2017.7.1 場所「石垣島 バンナ公園」
オスは飛んでいるのを良く見かけるのですが、メスは行動が不活発なのか中々出会うことがありません。
ツマベニチョウ

公園の植栽「サンダンカ」に訪花したところに遭遇しました。かなりボロですが、めったに会えないので大歓迎。
ツマベニチョウ






【カワカミシロチョウ】♂撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
カワカミシロチョウは迷蝶で与那国島から6月初旬ごろから北上をを始め、九州南部までやって来るそうです。ちょうど良い時期に当たったのか全島でたくさん見られました。
カワカミシロチョウ

ナミエシロチョウに似ていますが、翅頂が尖りオスは翅表が無紋で真っ白だとか。
カワカミシロチョウ


【カワカミシロチョウ】♂撮影日2017.7.6 場所「石垣島 バンナ公園」
陽の当たる場所はあまり好まないようで、訪花以外は日陰の葉上で休んでいることが多いようです。
カワカミシロチョウ





【カワカミシロチョウ】♀撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
敏感な上に、薄暗い所にとまるので中々きれいな写真が撮れません。たまたま木漏れ日が差す場所にいたので、なんとかうまく撮れました。
カワカミシロチョウ


【カワカミシロチョウ】♀撮影日2017.7.8 場所「石垣島 バンナ公園」
最終日、フライトまで時間があったので公園で最後の撮影をしたときに、ようやく開翅した姿を撮る事ができました。
カワカミシロチョウ






【シロウラナミシジミ】撮影日2017.6.28 場所「石垣島 バンナ公園」
今回の撮影目標の一つである、シロウラナミシジミがあっけなくバンナ公園で見つかりました。西表島で撮影するつもりが、シロオビヒカゲに続いてあっけなく出会えたのです。本来、迷蝶で珍しいと聞いていたのですが、全島の林道や農道の日陰でけっこう沢山出会います。そこには、たいがい食草のゲットウ(ショウガ科)が生えていました。
シロウラナミシジミ

生息する環境はこんな場所。メスが日陰にいるのでしょう。オスは木漏れ日差す場所を飛び交い、なかなか止まってくれません。
シュクシャ
            「食草の一つ・シュクシャ(ショウガ科)」

高い木の花で吸蜜しているところを撮影していると飛び立ちました。
シロウラナミシジミ

偶然に翅表が撮れます。止まっているときは翅を広げないのでラッキーでした。
シロウラナミシジミ

ウラナミシジミを一回り大きくしたぐらいでしょうか。飛んでいるとシジミチョウとは思えないほどの大きさです。
シロウラナミシジミ






【イワカワシジミ】撮影日2017.7.7 場所「石垣島 バンナ公園」
3年前に撮影した場所に行ってみると、今回も3匹ほど出会えました。相変わらず薄暗いところに住んでいます。
イワカワシジミ

後翅の白斑列が太く明瞭なのでメスのようです。
イワカワシジミ





【アマミウラナミシジミ】撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
林縁に行けば、場所を争ってバトルを繰り返しているのは、大体このチョウです。
アマミウラナミシジミ

アマミウラナミシジミ







【ホリイコシジミ】撮影日2017.7.7 場所「石垣島 バンナ公園」
食草ランタナの回りで、豆粒ほどのちいさなシジミが3匹ほど飛んでいます。肉眼では同定できません。
ホリイコシジミ

腹部が細いのでオスみたいです。
ホリイコシジミ

こちらは太いので、メスのよう。裏翅の紋様で、雌雄の区別は難しいようです。
ホリイコシジミ






【オオシロモンセセリ】撮影日2017.7.7 場所「石垣島 バンナ公園」
食草「ゲットウ」の傍にいました。このセセリに出会うのは、いつも日当たりの良い場所です。
オオシロモンセセリ

オオシロモンセセリ

夏の八重山遠征  1回

ー八重山遠征ー1回(バンナ岳編)
3年前の秋に石垣島を訪れましたが、夏の八重山は見たことがなかったので今回は石垣島と西表島を取材しました。期間は6月29日~7月8日の10日間、内7月3日~5日の3日間を西表島で過ごしました。前回撮影できなかった、メスアカムラサキ、キミスジ、シロオビヒカゲ、タイワンキマダラ、シロウラナミシジミ、リュウキュウウラボシシジミなどが狙いです。しばらく八重山シリーズが続きます。
石垣島
                    「石垣島・伊原間の海岸」

石垣島は7日間滞在しましたが、1日に同じ場所を訪れることも多かったので、地域別にまとめました。石垣島では「バンナ公園」がなんといっても種数が多く、大概のものはここで撮影できました。
バンナ岳
               「前勢岳展望台からバンナ岳を望む」



【ヒメアサギマダラ】撮影日2017.6.29 場所「石垣島 バンナ公園」
以前は迷蝶だったのですが、最近は土着し八重山で数を増やしているそうです。リュウキュウアサギマダラに混じって飛んでいましたが、小ぶりで色が浅く弱弱しく飛翔するので、飛んでいてもわかります。
ヒメアサギマダラ


【ヒメアサギマダラ】撮影日2017.7.7 場所「石垣島 バンナ公園」
リュウキュウアサギマダラとの大きな違いは、前翅の中室が黒帯で分断されていないのが特徴。とまった時に確認がすぐにできるので同定は容易です。
ヒメアサギマダラ

公園内にある「蝶園」のホウライカガミに数匹訪花していました。
ヒメアサギマダラ









【ツマムラサキマダラ】♂撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
バンナ岳周辺では普通に見られました。
ツマムラサキマダラ

翅表に現れる構造色は飛んでいるときが一番よく輝くようです。
ツマムラサキマダラ

止まると2~3度翅を広げて閉じてしまうので、なかなかうまく翅表を撮ることができませんでした。
ツマムラサキマダラ




【ツマムラサキマダラ】♀撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
日陰で休んでいる無傷のメスを見つけます。
ツマムラサキマダラ

メスはオスのように構造色が輝きません。
ツマムラサキマダラ








【スジグロカバマダラ】撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
何処にでもいるので、食傷気味です。
スジグロカバマダラ





【コノハチョウ】撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
コノハチョウは薄暗い森の中で見かけることが多いのですが、今日は林縁の明るい場所に出てきていました。
コノハチョウ

撮影時間は12:33。暑いさ中にテリ張りしているオスのようです。
コノハチョウ






【イワサキタテハモドキ】撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
以前は定着が危ぶまれていたようですが、今では公園内で1番多く見かけるタテハチョウは、スジグロカバマダラかこの蝶と思えるぐらいです。
イワサキタテハモドキ

とまっても翅をすぐに開いてしまうので、裏面を撮るのがやっかいです
イワサキタテハモドキ

あまりに多くて撮影する気が起こらなかったのですが、一応押さえで撮りました。
イワサキタテハモドキ





【リュウキュウヒメジャノメ】♂撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
薄暗い林道を歩いていると、けっこう高速で地表近くを飛び回るチョウがいます。追いかけてみると、それは大概本種のようです。
リュウキュウヒメジャノメ

数も多いので、やる気がなくなりメスを撮るのを忘れてしまいました。
リュウキュウヒメジャノメ




【マサキウラナミジャノメ】撮影日2017.6.30 場所「石垣島 バンナ公園」
マサキウラナミジャノメは図鑑では、準絶滅危惧となっていますが、島の各地で普通に見られました。林道の草むらから飛び出してくるのは本種ばかりでした。
マサキウラナミジャノメ

マサキウラナミジャノメ





【シロオビヒカゲ】撮影日2017.7.1 場所「石垣島 バンナ公園」
石垣では撮影は難しいと思っていた本種を、笹薮のある薄暗い遊歩道で偶然に見つけたときは小躍りして喜びました。大きさは思っていたよりも小さく、クロヒカゲを少し大きくしたぐらいでしょうか。高い場所に止まっていたのでアングルも悪く細部がうまく撮れません。しかし、生息ポイントがわかってだけでも大収穫です。
シロオビヒカゲ


【シロオビヒカゲ】撮影日2017.7.2 場所「石垣島 バンナ公園」
夕方に活動が活発になると聞いていたので、翌日の4時頃に現場行くと別個体がいました。昨日よりもさらにキズだらけのモデルです。位置がかなり高いうえに逆光で条件は最悪でした。
シロオビヒカゲ
プロフィール

Shouchan.K

Author:Shouchan.K
小学5~6年生時代に昆虫採集を福岡市「鴻巣山」で経験した時に、父親に「原色日本蝶類図鑑」(保育社・34年刷)を買ってもらう。現在も活躍中。
60才にて定年退職しヒマになる。値上げと入院をきっかけに、長年の友「タバコ」と疎遠になる。禁煙により体重が5kg増えたので、カミサンが散歩を指示。漫然と歩くだけでは面白くないので、蝶の生態写真を撮りながらウォーキングすることを思いつく。
2010年9月より撮影活動に入る。雨の日を除いて、ほぼ毎日2時間~3時間、牛頸川流域を徘徊する。
2011年6月、ある程度写真が溜まったのでブログに掲載。
2011年8月「日替わりアラカルト」開始。

テリトリー:福岡県御笠川水系・牛頸川流域「大野城市の蝶・春日市の蝶」
流域種数:64種(2017年現在)      

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
カウンター
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

天気予報

-天気予報コム- -FC2-