キリシマミドリシジミ

60年前の図鑑には「我が国の誇る華麗な珍蝶として、1921年7月15日初めて霧島山において発見された」と記載されていますが、現在福岡県では普通種です。かなり少ないのに保護されないことが不思議です。
アカガシ
                       「アカガシの樹冠」


●オス
【キリシマミドリシジミ】♂撮影日2017.7.20 場所「背振山 西尾根」
アカガシは7~8mぐらいの高さなので、樹冠の高い場所では勝負になりません。尾根の斜面に生えた場所であれば、樹冠が低くなり、何とか被写体を捉えることができます。今日はそんな場所で待ち伏せしました。突然、銀色に輝くオスが現れ、4~5m先に止まります。高さも目の位置ぐらいのベストポジションです。
キリシマミドリシジミ

ガスは散っていましたが、明るさがいまいち。晴れていれば白銀の翅が綺麗なんでしょうね。
キリシマミドリシジミ

雲が薄くなり、ぼんやり陽が差してきました。すると、翅を若干開きます。開けと願いましたが、ここまで。こちらの気配に気づいたのか飛び去りました。今日会えたのはこの1匹だけ。
キリシマミドリシジミ




【キリシマミドリシジミ】 ♂ 撮影日2014.7.28 場所「脊振山 西尾根」
「アカガシ」の樹冠を飛んでいましたが、高さ5m程の低めの枝先にとまります。「待ち人来る」です。後翅に破れは有りますが、尾状突起は欠損していないので良しとしましょう。
キリシマミドリシジミ

オスの裏面は銀白色で、メスの特異な斑紋とは全く異なります。
キリシマミドリシジミ


ちょっと後ろからのアングルで、翅表の色調がわかります。開翅姿は見れませんでしたが、次回への楽しみです。
キリシマミドリシジミ


【キリシマミドリシジミ】 ♂ 撮影日2014.7.31 場所「脊振山・西尾根」
カメラから1.5m離れた「アカガシ」の葉でテリ張りしています。脚立さえあれば、開翅した姿が撮れるのにと思いつつ撮った写真です。
キリシマミドリシジミ



【キリシマミドリシジミ】 ♂ 撮影日2014.7.31 場所「脊振山・西尾根」
開翅した姿に出会ったものの、手前の葉にジャマをされ顔も見えず、ピントもはずれてボケボケ。キリシマの特徴、外縁の細い黒帯がなんとか判ります。
キリシマミドリシジミ


【キリシマミドリシジミ】♂ 撮影日2014.8.6 場所「脊振山・西尾根」
谷側から生えた「アカガシ」の周りを飛んでいた個体が、ちょっと高めの枝先に止まります。持参した脚立を利用して、被写体の全貌が捕えられた時はうれしかったですね。
キリシマミドリシジミ

日は照っていないのですが、光のあたり具合がわるいのか、葉上であちこち方向を変えます。
キリシマミドリシジミ

肉眼だとギラリと光った姿が見えますが、カメラの眼からすると露出不足でコントラストが今一つです。陽光差す日にもう一度、撮りたいものです。
キリシマミドリシジミ

キリシマミドリシジミ









●メス

【キリシマミドリシジミ】♀撮影日2017.7.17場所「背振山 西尾根」
今日は祝日で、ポイントには同好の方が数人おられました。いるにはいるようですが、アカガシの高い樹冠にとまっているので撮影しようにもできません。ウロウロしていると、同好の方が下草から飛び出したメスを見つけます。お仲間に加えていただいて撮影。キズやスレのない綺麗なメスです。
キリシマミドリシジミ

こちらは別個体。長竿でたたき出したものが、下まで降りてきました。スリスリはするのですが、翅は広げてくれません。B型なのか、AB型なのか気になるところです。
キリシマミドリシジミ






【キリシマミドリシジミ】 ♀ 撮影日2014.7.28 場所「脊振山 西尾根」
リョウブが崖の斜面に生えていて、花が眼下にみえます。その花でチョウらしきものが動いていますが、4mほどの距離でも肉眼では細部が判りません。手を延ばして撮ってみると「ン・・・? トラフ?」。コンデジ最大望遠で露出補正ー1.3で撮りました。晴れていたので、うまく撮れましたが、曇りであればピンボケでしょう。豆粒のように見える被写体を、これだけはっきり撮れるカメラの精度に感謝です。
キリシマミドリシジミ

メスは飛ぶ事が嫌いのようで、花の周りの葉や枝を歩いて移動します。
キリシマミドリシジミ


キリシマミドリシジミ


【キリシマミドリシジミ】 ♀ 撮影日2014.7.31 場所「脊振山・西尾根」
これまた、ちょいと高いところです。次回は「脚立を持っていかねば」と思っております。
キリシマミドリシジミ


【キリシマミドリシジミ】♀ 撮影日2014.8.6 場所「脊振山・西尾根」
オスに比べるとメスはまだキズが少なく綺麗です。
キリシマミドリシジミ


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プロフィール

Shouchan.K

Author:Shouchan.K
小学5~6年生時代に昆虫採集を福岡市「鴻巣山」で経験した時に、父親に「原色日本蝶類図鑑」(保育社・34年刷)を買ってもらう。現在も活躍中。
60才にて定年退職しヒマになる。値上げと入院をきっかけに、長年の友「タバコ」と疎遠になる。禁煙により体重が5kg増えたので、カミサンが散歩を指示。漫然と歩くだけでは面白くないので、蝶の生態写真を撮りながらウォーキングすることを思いつく。
2010年9月より撮影活動に入る。雨の日を除いて、ほぼ毎日2時間~3時間、牛頸川流域を徘徊する。
2011年6月、ある程度写真が溜まったのでブログに掲載。
2011年8月「日替わりアラカルト」開始。

テリトリー:福岡県御笠川水系・牛頸川流域「大野城市の蝶・春日市の蝶」
流域種数:64種(2017年現在)      

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