アカボシゴマダラ

アカボシゴマダラは日本には奄美大島に棲息するチョウでしたが、1995年に埼玉県の「秋ヶ瀬公園」などで突然に確認され、現在では関東地方で多数発生している「要注意外来生物」のチョウだそうです。春になると赤い斑点がなく、また翅脈の沿った黒線も細い「白化型」の個体が現れるそうで、このような特徴は奄美大島産にはなく、中国・香港に産するチョウの特徴だそうです。発生の原因は放蝶のようです。

【アカボシゴマダラ】春型 撮影日2014.5.16 場所「東京都 板橋区」
撮影場所は住宅地にある緑地帯です。そこには食樹の「エノキ」が散在しているので、どうやらそこで発生しているようです。画面中央下に白く小さく写っているのはオスで、樹上に止まっているメスを探して樹冠を飛び回っています。夏型と違ってかなり速いスピードで飛び交うために中々撮影がうまくいきません。
アカボシゴマダラ

しかし、ようやく撮影チャンスがやってきて、高みを飛んでいた2匹がもつれ合いながら、駐車場のアスファルトに降りてきました。
アカボシゴマダラ

オス(左)は、メスの方ににじり寄ってきますが、メスは緊張しているのかジッとしています。
アカボシゴマダラ

オスが大胆な動きをするとメスは飛び立ち、オス(下)もすぐに追尾して近くの木にとまります。
アカボシゴマダラ

メス(上)もまんざらではなさそうで、オス(下)がディスプレイするのを見ています。
アカボシゴマダラ

さらにメス(左)は近くの「エノキ」の若木に移動します。
アカボシゴマダラ

メスはオスの前でエノキの葉に産卵行動を始めました。よくわかりませんが、この行為は疑似行動なのか本物の産卵なのか解釈に苦しみます。
アカボシゴマダラ

思わせぶりのメスの行動にもめげず、オスはメスを追いかけます。この後メスは枝を伝って繁みの奥へ降りて行きました。2匹がどうなったのかは確認できませんでした。
アカボシゴマダラ








【アカボシゴマダラ】(夏型) 撮影 2012.8.7「さいたま市/秋ヶ瀬公園」
アカボシゴマダラ1

【同上・同一個体】
この発見の地で3時間ほどで目視できたのが7匹、まだまだいるようです。飛んでいるときは後翅にある赤斑がぼやけて茶色に見え、ゆったりと滑空するのでアサギマダラと間違えてしまいました。真っ黒な複眼、また白点のある胸部などアサギマダラにそっくりです。
アカボシゴマダラ2

【アカボシゴマダラ】(夏型) 撮影 2012.8.7「さいたま市/秋ヶ瀬公園」
ゴマダラチョウと同じ「エノキ」の新芽に産卵をしていました。今後、既存するゴマダラチョウが心配です。
アカボシゴマダラ3

【アカボシゴマダラ】(夏型)撮影 2012.8.8「板橋区・中台」
飛翔中とまりそうでとまらないアカボシゴマダラの撮影はけっこう疲れます。今回はクヌギで吸汁していたので気楽に撮れましたが、吸汁に夢中で中々開翅してくれませんでした。
アカボシゴマダラ4
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プロフィール

Shouchan.K

Author:Shouchan.K
小学5~6年生時代に昆虫採集を福岡市「鴻巣山」で経験した時に、父親に「原色日本蝶類図鑑」(保育社・34年刷)を買ってもらう。現在も活躍中。
60才にて定年退職しヒマになる。値上げと入院をきっかけに、長年の友「タバコ」と疎遠になる。禁煙により体重が5kg増えたので、カミサンが散歩を指示。漫然と歩くだけでは面白くないので、蝶の生態写真を撮りながらウォーキングすることを思いつく。
2010年9月より撮影活動に入る。雨の日を除いて、ほぼ毎日2時間~3時間、牛頸川流域を徘徊する。
2011年6月、ある程度写真が溜まったのでブログに掲載。
2011年8月「日替わりアラカルト」開始。

テリトリー:福岡県御笠川水系・牛頸川流域「大野城市の蝶・春日市の蝶」
流域種数:64種(2017年現在)      

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